【疲労回復】IAP呼吸法とは(『スタンフォード式疲れない体』要約)

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サッカーのシュート

『スタンフォード式疲れない体』という本をご存知でしょうか?

この本は最新の研究を基に「最強のリカバリー法」を解説するという内容です。

私のバイブルです。

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「リカバリー方法」と聞いて何を思い浮かべますか?


睡眠や入浴、食事などでしょうか?

私は上記を思い浮かべました。

しかし驚きです。

この本によると、最強のリカバリーはなんと、

「呼吸」

だったのです。

単に「呼吸」と言っても、腹圧を高めたまま「呼吸」することが大事だったのです。

腹圧を高めたまま呼吸する方法を「IAP(Intra Abdominal Pressure)呼吸法」と呼ぶそうです。

目次

IAP呼吸法のやり方

IAP呼吸法のやり方

  • 胸ではなくお腹に空気を入れ、お腹をへこませずに息を吐く。
  • 息を吸う時に腹圧を高めることは勿論、吐く時も横隔膜を下げて腹圧を高める。

やることは、上記の2つだけです。

STEP
腹圧を高める(IAP呼吸法をやる)ことで体の中心(体幹と脊柱)が安定
STEP
身体の中心が安定することで正しい姿勢になる
STEP
正しい姿勢になることで中枢神経と体の連携がスムーズになる
STEP
体の連携がスムーズになると、体のパフォーマンスが上がり、疲れが減るので怪我を予防できる


筋トレや体幹トレーニングをする以前に、根本として無意識に腹圧を高められるようになることが重要だったのです。

IAP呼吸法以外のリカバリー

1.動的リカバリー

STEP
スキップなど中枢神経が刺激される運動をして体の癖をリセット
STEP
ジョギングなどの軽い有酸素運動20分
STEP
ストレッチで収縮した筋肉を元に戻す


1から3の順で実施することにより血行が良くなり、自律神経やホルモンバランスが整うことで疲労回復につながります。


オフの日は動的リカバリーを実施しましょう。

2.交代浴


交代浴により血流が良くなり、また、自律神経のバランスが整うことで疲労軽減につながります。

3.睡眠


毎日決まった時間に寝ること、寝る30分前までに入浴を済ませること、寝る前にIAP呼吸法で意識的に腹圧を高めることで質の高い睡眠ができます。


最低7時間は寝ましょう。

4.食事


完璧にやろうとしないことが大事。ストイックになりすぎると逆にストレスが溜まります。

5.姿勢


猫背では疲労が溜まります。良い呼吸もできません。

立っている時は勿論座る時にも良い姿勢を意識することで疲れにくい体になります。

6.疲れないマインドコントロール


「超短期目標」を掲げることが大事です。


例えば、「プロサッカー選手になること」が目標だとします。モチベーションが高い時はいいですが、中々上手くいかず気持ちが下がる時もあります。


その場合は「同じチームの〜よりも上手くなってやる」など短期目標を掲げてモチベーションを保つ、という方法です。


まとめ


腹圧を高めることが根本的かつ最重要課題であるという事実は驚きですね。

これを読んで以来、私は暇さえあれば腹圧を意識することにしました。

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