e-Devletとは、トルコの行政手続きをオンラインで行えるシステムです。
e-Devletを登録しないと、イカメット更新や銀行口座開設もできません。e-Devletはトルコ国民だけでなく、外国人にも登録必須なサービスです。
この記事では、e-Devlet登録方法を解説します。
e-Devletとは
e-Devletとは、トルコの行政手続きをオンラインで行えるシステムです。
e-Devletを登録しないと、イカメット更新や銀行口座開設もできません。
ちなみに、e-Devletに登録しただけでは、イカメット更新や銀行口座開設はできません。
e-Devletに加え、「住所登録」が必要となります。
住所登録については、記事後半で解説します。
e-Devlet登録方法
次の手続きでe-Devletを登録できます。
- PTT(郵便局)で仮パスワードをもらう
- e-Devletにログインする
PTT(郵便局)で仮パスワードをもらう
まず、PTT(郵便局)で仮パスワードをもらう必要があります。
家の近くのPTT(郵便局)へ行き、「e-Devlet şifresi almak istiyorum(e-Devletの仮パスワードを発行したい)」
と伝えます。
自分の電話番号(トルコの電話番号)を伝えると、SMSで仮パスワードを発行してもらえます。
仮パスワード発行代として、2リラかかります。
e-Devletにログインする
次のe-Devletログインページに仮パスワードを入れ、ログインしましょう。
新規パスワード作成を求められるので、新しいパスワードを設定しましょう。
お疲れ様です!これでe-Devlet登録完了です!
ちなみに、スマホで操作する時は、e-Devlet専用アプリの方が使いやすいです。
e-Devletで住所を登録する方法
e-Devletに登録しても、なぜか住所だけは自動で登録されていません。
住所登録には、
- 移民局(Göç İdaresi)に行き、サインつきの紙をもらう
- 人口局(Nüfus)で住所登録
が必要です(イカメット取得後、取得から20日以内に住所登録をする必要があります)。
移民局(Göç İdaresi)に行き、サインつきの紙をもらう
移民局(Göç İdaresi)に行き、サインつきの紙をもらいましょう。
- イカメット
- パスポート
- notarizedされた賃貸借契約書
- Nmarataj(住所が登録されていることを証明する紙)
を持って移民局(Göç İdaresi)に行き(2022年現在、事前予約は必要ありません)、「adresimi kaydettirmek istiyorum(住所登録をしたい)」と言いましょう。
担当官のサインが入った紙をもらえるはずです。
イスタンブールの場合、Fatihにある移民局(Göç İdaresi)へ行ってください。
人口局(Nüfus)で住所登録
次に、人口局(Nüfus)へ行く必要があります。2022年現在、事前予約が必要です。
次の申請サイトから、「diğer nüfus olayları(other population events)」を選び、予約しましょう。
人口局(Nüfus)に行く当日、必要な書類は次の通りです。
- イカメット
- パスポート
- notarizedされた賃貸借契約書
- Nmarataj(住所が登録されていることを証明する紙)
- 移民局(Göç İdaresi)でもらったサインつきの紙
- 電気、水道、ガスのどれかの契約書または請求書(自分の名前と住所が書いてある必要あり)
人口局(Nüfus)での手続きが終われば、晴れて住所登録完了です。お疲れ様でした!
これで、イカメット更新や銀行口座開設が可能になります!
私の場合、住所登録完了から3時間ほどで、e-Devletに住所が反映されました。